部屋はきれいな方がいい。
当たり前のことですね。
でも、落ち込んでいるときに、部屋をきれいに保つのはは難しい。
そんな時、無理をせずに片づけを始められるヒントをご紹介します。
落ち込んでいるときでも片付けができる方法3選
落ち込んでいるときは一歩も動きたくない。
本当に片付けなんて労力を使うことができるの?
そう考えるのも無理はありません。
でももしも、少しだけ部屋をきれいにしたい……そう思ったならこの3つを試してみてください。
・5秒ルールを使う
・窓を開けて深呼吸する
・近くのゴミを拾う
5秒ルールを使う
「5・4・3・2・1」とカウントダウンをして動き出す、という単純なルールです。
何かをやらなきゃと思っているのに始められない。
そんな時に5秒ルールで自分を追い込むと、脳のブレーキを外して、動き出すことができます。
そんな馬鹿な、と思うかもしれませんが、だまされたと思って一度試してみてください、
不思議と動き出すことができますよ。
窓を開けて深呼吸する
5秒ルールを使って立ち上がったら、次は窓を開けて深呼吸します。
落ち込んでいるときは呼吸が浅くなりがち。
そして、空気がよどんだ部屋でも呼吸が浅くなります。
窓を開けられない場合は、空気清浄機のスイッチをオンにしたり、換気扇をつけるでもいいでしょう。
キレイな空気を、胸いっぱいに吸い込んでください。
近くのゴミを拾う
呼吸を深め、少しだけスッキリしたところで、
近くのゴミを一つ拾いましょう。
落ち込んでいるときは、必ずと言っていいほどゴミが床に落ちています。
いつもならゴミ箱に入れるのに、落ち込んでいると、それすら億劫だからです。
そんな自分を責めずに、軽い気持ちでゴミをゴミ箱へ捨てましょう。
そのまま動けるようなら片付けを15分続けてみよう!
作業興奮(やっている内にやる気や集中力が出てくるという行動心理)の効果で、やる気が出ているなら、そのまま片づけを続けましょう
その場合でも、長々とするのはNGです。15分程度にしておきましょう。
集中力も続きますし、疲れないので、また次もやってみようという気持ちになります。
落ち込んでいるときに片付けをするメリット
落ち込んでいるときに片づけをすると、以下のメリットがあります。
・視覚的にすっきりすると心もすっきりする
・自分のことを好きになれる
視覚的にすっきりすると心もすっきりする
片付いてない部屋を見て、「片付けなくちゃ…」と思うと、
意欲が低下し無力感が生まれます。
落ち込むことで部屋が汚れ、汚れた部屋を見て無気力になる。
少しでも片づけをすることで、負のスパイラルから抜け出せます。
自分のことを好きになれる
落ち込む理由は人それぞれですが、多くの場合、「自分はなんてダメだ」という感情が根底にあります。
立ち上がって、片付けをすることで、「自分もやればできるじゃないか」という気持ちになれます。
どうしてもだめなときは
部屋を片付けた方がいい。それはわかっている。
それでもどうしても、5秒ルールでカウントダウンしてみても立ち上がれない。
そんな時は、いったん片付けのことは忘れましょう。
人間、幸せな状態が永遠に続くことはありません。
しかし私たちの本能は幸せを求め、幸せになれない自分を不完全だと責め立てます。
落ち込みは、そんな心の仕組みからくるものです。
時には責め立てる声に、居場所を作ってあげましょう。
「ああ、私は今自分のことを情けないと思っているな。」
ありのままの心を眺め、自然と去って行くまで放っておきます。
無理やり消そうとすると、責め立てる声は大きくなるばかりですから、
ほったらかしつつも、好きな本を読んだりして、適度に気をそらしてみましょう。
動けそうな気分になったら、もう一度5秒ルールから試してみてください。
部屋がきれいなのは良いことですが、無理をしてモデルルームのようにする必要はありません。
大事なのは、自分が快適に安心して暮らせる部屋にすることです。
出来る範囲で初めてみましょう。
まとめ|落ち込んでいるときでも片付けができる方法3選
・5秒ルールを使う
・窓を開けて深呼吸する
・近くのゴミを拾う
部屋が片付くと、悩みが解決していなくても、少しスッキリした気分になれます。
自分の為に、ちょっぴり快適な部屋を作ってみてください。
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