この記事では、おすすめの妖怪漫画をご紹介します。
妖怪や幽霊のような、非日常のキャラクターが出てくる漫画が好きだけど、何か面白いものないかな…
色々探しているけど、なかなかピンとくるものがない…
1.千年狐~干宝「捜神記」~
千年狐 一 〜干宝「捜神記」より〜(1) (MFコミックス フラッパーシリーズ) [ 張 六郎 ] 価格:715円 |
美麗で聡明な狐が、人間を化かしたり、助けたり。
主人公の狐・廣天(こうてん)が、千年生きた知恵で、化かしたり・問題解決したり・友情を育んだりするお話です。廣天が人に変化した姿はとても美しく、みな魅了されます。
きれいな絵柄ですが、ギャグ満載で、そのギャップが楽しいです。
タイトルは、「せんねんきつね かんぽう そうじんき」と読みます。宝干が書いた、捜神記という中国の怪奇小説を基にしています。
単行本は7巻まで発売中。1巻は、短編集のような造りで入りやすいです。
2.となりの妖怪さん
価格:836円 |
ほんわか、だけど心に刺さる。ご近所妖怪物語。
人と妖が共存する世界、自然豊かな町を舞台に、人々の心の交流を描いた群像劇。
やわらかでかわいらしい絵柄の通り、ほんわかした世界観が描かれますが、全編通して、「生きるとは何か」「自分とは何か」が根底に流れている、骨太な作品。
田舎町と妖という取り合わせから、古風な雰囲気かと思いきや、異次元・パラレルワールド・虚数次元なんて言葉が出てきたりして、都市伝説好きな方にも面白い作品です。
全4巻で完結済みですが、スピンオフの読み切りシリーズが刊行予定。
とにかく色々な種族が共存しているので、背景に描かれる人々を細かく見るのも楽しいです。(人と妖のカップル、とても大きい種族や、とても小さい種族など、様々!)
3.平太郎に怖いものはない
価格:693円 |
表情乏しい系男子に訪れた、ひと夏の不思議体験。
お好み焼き屋を切り盛りする、心優しく力持ちな少年、稲生平太郎16歳。ある夏の夜、突然一つ目のお化けが現れたのを皮切りに、代わる代わる妖怪が驚かしにきますが、平太郎は飄々とあしらいます。
平太郎の泰然自若な様が、見ていてすがすがしい作品。そんな平太郎にも、苦手なことはあるようで、年齢相応の悩みが垣間見えるのが微笑ましいです。
「稲生物怪禄」という、江戸時代に書かれた怪異物語をベースにしています。前後編で完結済み。
★同じ作者の、盆の国という漫画もおすすめです。こちらは幽霊系。
まとめ|妖怪漫画 おすすめ3選
妖怪が出てくる、おすすめ漫画3選でした。
1.千年狐~干宝「捜神記」~
張 六郎 / KADOKAWA
2.となりの妖怪さん
noho / イースト・プレス
3.平太郎に怖いものはない
スケラッコ / リイド社
是非読んでみてください。
千年狐 一 〜干宝「捜神記」より〜(1) (MFコミックス フラッパーシリーズ) [ 張 六郎 ] 価格:715円 |
価格:836円 |
価格:693円 |
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